中国地域ブラインドテニス協会

普及活動

大分県別府市ブラインドテニス普及体験会 2015/1/26

添付画像 日時: 2015年1月24日(土) 11:30〜14:30大分普及集合写真
場所: 太陽の家サンスポーツセンター
住所: 〒874-0011 別府市大字内竈1393番2
協力: 中国地域ブラインドテニス協会
協賛: 花王株式会社、花王ハートポケット倶楽部

この度、大分県で初めてブラインドテニス体験会を実施することになったのは、 昨年3月に開催された佐賀体験会に、 ご家族と一緒に参加された渡辺さんという全盲の男性が「是非とも大分でサークルを発足させたい」ということから実現いたしました。

会場となった「太陽の家」のある亀川駅周辺では、車椅子マラソンでも有名な場所だそうで、駅にはたくさんの車椅子の人たちが電車を乗り降りしており、駅員さんも慣れたもので、電車の扉が開くと、すぐに板を置いて車椅子がスムーズに乗り降りできるようにサポートされていました。

会場に到着すると、とても広い体育館で、コート3面が余裕で取れるほどです。
参加者は全盲6名、弱視4名、家族や友人、ボランティアなどの晴眼者10名と、我々スタッフ4名で自己紹介や競技説明のあと、 2つのコートに分かれて実技指導をおこないました。

初めて体験するブラインドテニスに、「当たった当たった」と歓声や拍手がわきおこり、みなさんとても楽しまれている様子が伝わってきま した。
また、20代全盲の青年は同年代の職場のお友達数名と一緒に参加してくれ 「今後は僕たちが主軸となって活動していきます」と、力強い言葉をいただきました。
以前、広島の練習にボランティアで来てくれていた学生のS君が、去年の4月から大分の特別支援学校で講師をしており、 大分出身ということもあり、今回声をかけたところ二つ返事で会場に駆けつけてくれ、今後もできる限りサポートしてくれるそうなので、 非常に強力な助っ人が現れたことを喜んでおります。

体験会では、地元の新聞社「今日(コンニチ)新聞」の記者の方が取材に来られ、 参加者の方々にインタビューをされたり、実際にどんなものか体験したいとアイマスクをつけてコートに立たれました。
転がるボールは何とか当たるが、バウンドするボールは難しいと苦笑いをされていましたが、音の世界を少しでも体感していただけたのではないかと思います。

この日は晴天にも恵まれ、1月とは思えないほどの暖かさで、体育館の中はみなさんの熱気に包まれていました。
九州でまた1つ、ブラインドテニスの灯りがともったことに感謝し、 日本中が少しずつ繋がっていくことを願っています。
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